▶ 海氷の赤ん坊
▶ 蓮葉氷の形成
▶ 氷野の移動
▶ 流氷の息吹
▶ 流氷の最後
▶ おまけ
1.流氷の赤ん坊 -氷晶の誕生-
海水が氷点下1.8度まで冷えると、海面近くに雪の結晶に似た小さな氷の結晶(氷晶)が発生する。その後、氷晶はどんどん増え氷の板氷の膜(まく)となって海面を覆い、やがて薄い氷の板となる。
2.蓮葉(はすは)氷の形成
氷の板はもろく、割れやすい。割れた氷片はぶつかり合い、縁がめくれあがった円盤状のはす葉氷になる。
3.氷野の移動
厳しい寒さが続くと、はす葉氷の間も凍り、海面は平坦な氷野に変わる。薄く平坦な氷野が、風やうねりの力で重なり合って数㍍もの厚さになることもある。
4.流氷の息吹き
強い風や海流によって、氷野は生まれたところから移動する。これが流氷(動いている氷)である。流氷同士が衝突したり、岸にぶつかって、流氷の丘や山脈が現れる。
5.流氷の最後
春が近づいて、気温が氷点下1.8度より暖かくなると、海氷の成長が止まる。南風が吹き始めると、氷野はばらばらになって解けながら沖へ去っていく(海明け)。
おまけ
アムール川がつくる二層構造
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